Pairs(ペアーズ)の「相性」の意味は?60%はヤバい?
あまり注目されてはいませんが、Pairs(ペアーズ)には「相性」というステータスがあります。
多くの人は、存在だけなら知っているでしょう。
とはいえ、
「相性が示す本当の意味合い」や、「相性値の計算方法」について知っている人は少ないはずです。
本当にさりげないシステムなので、意識する機会すら限られているでしょう。
本記事では、Pairsにおける「相性」について詳しく解説します。
会員数 | 1000万人 |
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リリース | 2012年 |
月額料金 | 1220円-3590円 無料 |
#恋活 #婚活 #20代 #30代 |
恋活アプリ | 婚活アプリ | ハイスペアプリ | |
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no.1 | イヴイヴ | Omiai | バチェラーデート |
no.2 | タップル誕生 | match.com | Dine |
no.3 | With | ユーブライド | 東カレデート |
no.4 | ペアーズ | マリッシュ | フェリ恋 |
no.5 | Chapters | ブライダルネット | Paycute |
no.6 | Ravit | ペアーズエンゲージメント | Drossy |
遊びたいアプリ | 出会いアプリ | パパ活アプリ | |
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no.1 | PJ | ワクワクメール | ラブアン |
no.2 | PATERS | イククル | シュガーダディ |
no.3 | hanabi | ハッピーメール | PADDDY67 |
no.4 | Poiboy | pcmax | Pappy |
no.5 | Mory | Jメール | Mitsumitsu |
no.6 | flip | love serch | Patrona |
目次
Pairsの「相性」とは?
Pairsにおける相性とは、「自分と異性ユーザーとの相性のよさ」を示すものです。
相性値はパーセンテージとして、相手のプロフィールに表示されています。
相性は、Pairsが独自に用意している計算式で決定されています。
Pairsいわく、相性値が高ければ高いほど相性はよく、よい関係に発展しやすいとのことです。
Pairsの相性値は、どうやって計算されている?
Pairsの相性値を計算する方法は、詳しく公開されているわけではありません。
ただ、現時点で以下のような要素が計算に関わっていることはわかっています。
ステイタス入力における共通点
まず、ステイタス入力における共通点は、相性値と深く関わっています。
具体的には、「ある項目に対して同じ回答をしていた場合」に、相性値が少しだけ高まる仕組みです。
たとえば「たばこ」という項目に対して、両方ともが「吸わない」と回答していれば、相性値は高くなります。
逆に「吸う」と「吸わない」では、(少なくともたばこについては)相性が悪いとされ、相性値は下がるか、もしくは変動しないというわけです。
たくさんの項目で一致すれば、相性値は最大近くにまで高まります。
つまりステイタス入力に基づいた価値観やライフスタイルを、相性値という数字で、わかりやすく表しているというわけです。
ちなみに「好きなもの」など、選択式ではない項目もあります。
これもPairsが読み取って、相性値へ反映しているようです。
参加しているコミュニティ
また、参加しているコミュニティも、相性値に影響しています。
やはり同じコミュニティに参加していれば、相性値は高くなります。
つまり相性値が高ければ、同じような趣味趣向を持っている可能性も高くなる、というわけです。
全く同じコミュニティでなくても、「似たようなコミュニティ」に参加している場合も、相性値は高くなります。
どうやらPairsでは、コミュニティをある程度グループ分けしているようです。
要するに同じグループに属するコミュニティに参加していることで、相性値が変動するというわけです。
ログインの状況
さらに、両者がログイン状況も関わってきます。
同時にログインしている時間帯が長いと、相性値も高くなるという仕組みです。
ログイン状況が似通っていれば、ライフスタイルや生活リズムも似ているので、相性はよいと考えている様子。
自己紹介文
確実ではありませんが、自己紹介文も関わっている可能性があります。
自己紹介文に書かれている内容の共通点を拾って、相性値へ反映していると考えられます。
逆に言えば自己紹介文の内容が充実していると、さまざまな異性ユーザーとの相性値も高まる、と考えられるわけですね。
学習機能も関係している
そして複雑なのが、Pairs自体の「学習機能」も関係しているというところ。
Pairs(ペアーズ)には、独自のAIが搭載されています。
AIは、各ユーザーの異性に対する好みなどを学習しています。
学習の対象としては、
- 過去に「いいね!」した異性ユーザーの傾向
- 過去にマッチングした異性ユーザーの傾向
- メッセージでやりとりした異性ユーザーの傾向
- ブロックした異性ユーザーの傾向
などが挙げられます。
要するに今までの行動を元として、「だいたい、こういう人が好みだろう」と推測しているわけです。
AIは学習内容に基づいて、異性ユーザーをサジェストしたりするわけです。
もちろんAIの学習内容によって、相性値は上下する仕組みになっています。
PairsのAIが、「何を、いかにして判断しているか」は、詳しく公開されていません。
よってAIの挙動を見切るのは、ほとんど不可能であると言えます。
相性値の変動について
上記のような要素に基づいて、相性値は日々変動します。
ただし変動については、やや不規則な部分もあります。
具体的には、
- コミュニティがひとつも重複していないのに、やたらと相性値が高くなる
- ステイタスがたくさん一致しているのに、相性値はイマイチ高くない
- 過去にマッチングした異性ユーザーと全く似ていないが、相性値は90%を超えているetc…
といったケースは少なくありません。
原因としては、「まだ利用者は知らない計算方法があって、それが影響している」とか、「そもそも計算自体がいい加減である」という可能性が考えられるでしょう。
相性値がいきなり変動する理由は?
ときどき、「相性値が、いきなり大きく動いた」ということが聞かれます。
これは上記に挙げてきた相性値に関わっている部分が、大きく変更されたからです。
- たとえば、参加しているコミュニティから一気に抜けた
- 別なタイプの異性ユーザーに、たくさん「いいね!」を送った
- ログイン時間帯が、しばらく重ならなかった
といような原因が考えられます。
Pairsの相性に関する秘密
実はPairsの相性には、ちょっとした秘密があります。
相性値の数字が、かなり不自然な表示になっているのです。
見てのとおり相性値の単位は%、つまりパーセンテージで表されています。
しかしパーセンテージであるにもかかわらず、上限は100%、下限0%というわけではありません。
下限は55%、上限は95%と定められています。
したがって単純に1~100%で示される数字とは、また違った意味合いを持っているわけです。
たとえば相性値が60%だとしたら、それは「割と相性がよい」というわけではありません。
むしろPairsの基準に照らし合わせば、相性は悪い部類です。
逆に95%だったら、Pairsとしては「最高の相性」という判断になります。
なぜわざわざこのような表示をしているかというと、おそらく「Pairsの利用頻度を落とさないため」です。
もし1~100%で表示していたら、極端に相性値が低くなるケースも出てきます。
そんなことばかりが続くと、「相性のよい人が見当たらない」と判断され、利用者は離れていってしまうでしょう。
よって、あえて特殊な表示にしていると考えられます。
というようにPairsにおける相性値の表示は、かなり特殊です。
もっと言えば特殊というよりも、「不正確」ですらあります。
後ほど詳しく触れますが、上記のような不自然な表記をしていることから、相性値自体が信用しづらくなっています。
Pairsの相性は、マッチングする上で役に立つ?
結論から言えば、あまり役立つとは言えません。
理由としては、以下3点が挙げられるでしょう。
相性値によってマッチング率が変動するわけではない
そもそも相性値とマッチング率は、連動しているわけではないという点。
根本的に「相性値が高いとマッチングしやすい」というわけでは必ずしもありません。
筆者は相性値ごとのマッチング率を調べたことがありますが、特別な法則は見つけられませんでした。
むしろ相性値が90%以上だった場合、マッチング率は低くなったりしています。
これで「相性値はマッチングする上で役に立つ」というのは、無理があるでしょう。
相性値は気にされていない
「誰かに『いいね!』するとき、相性値をチェックしている」という人は、さほど多くないでしょう。
むしろプロフィール写真や自己紹介文、あるいは年収や学歴などを見て、判断するケースのほうが多いはずです。
筆者も3年以上Pairsを使っていましたが、相性値で何かを判断した記憶はほとんどありません。
もちろん、異性ユーザーから見ても同じことです。
こちらと同じように、マッチングやメッセージをするかしないかで、相性値はほとんど注目されていません。
よって相性値は、マッチング率を高める上で役には立たないと言えるわけです。
数字として信用しづらい
そして何よりも、「数字としてわかりづらく、信用しづらい」という部分があります。
先ほども触れたとおり相性値は「55〜95%」の間で動いて、「相性が悪くても、最低55%には保証されている」という仕組みです。
そして、別に意識して増やそうとしているわけでもないのに、「相性値95%」の人がやたらと多かったりします。
逆に「見た目が好みで趣味も一致している」という人の相性が、60%そこそこだったりもします。
というように相性値と自分自身が感じていることは、あまり一致しない部分もあるわけです。
まだまだPairsの相性は発展途上であり、マッチングする上で役立つとは言い難いというのが正直なところ。
ただし今後、PairsのAIが進化すれば、もっと参考にできるようになるかもしれません。
それでも、写真やプロフィールを考えたり、メッセージやデートでの振る舞いについて研究する以上に重要にはならないように感じられます。
Pairsの相性値を高める方法とは?
というようにPairsの相性値は、さほど大切なものではありません。
後ほど詳しく解説しますが、相性よりも、写真をこだわったりメッセージに慣れたりするほうが、ずっと大切です。
とはいえ、「それでも相性の値を高くしたい!」という人もいるでしょう。
相性値が上下する仕組みを理解していれば、「意図的に相性値を高める」ということも可能です。
ただし先ほども触れたとおり、相性値の変動は不規則な部分があるので、決して完璧な方法ではありません。
相性値を高める具体的な方法としては、以下のようなものが考えられます。
ステイタス入力をする
もっとも手っ取り早いのは、「ステイタス入力をする」ということ。
ステイタス入力をしていれば、多くの異性ユーザーとの共通点が生まれます。
よって相性値も高くなりやすい、というわけです。
ステイタスは、できるだけ埋めておくようにしておきましょう。
また、一般的に多くの異性ユーザーが選びそうな内容を入力するのも、ひとつのテクニックです。
具体的には、
たばこ→吸わない
お酒→ときどき飲む
結婚→2~3年のうちにetc…
…というような形にしておくのがよいでしょう。
ただし本当は「1滴もお酒が飲めない」、「毎日たばこを吸う」といったことがある場合は注意。
あとあと、「言っていることとやっていることが違う」という展開になってしまうかもしれません。
参加しているコミュニティを真似する
対象の異性ユーザーが参加しているコミュニティに参加することでも、相性値は高まります。
同じコミュニティにたくさん参加していれば、当然ながら相性値は高まります。
相手のコミュニティはいつでも確認できるので、そのまま真似してしまいましょう。
ただし、「参加しているコミュニティが、完全に一致している」というような状況は、避けたほうがよいかもしれません。
お互いたくさんのコミュニティに参加しているにもかかわらず、完全一致しているとすれば、やや不自然です。
また、「自分自身とはかけ離れているコミュニティに参加する」というのも考えもの。
たとえば「鬼滅の刃」を見ていないのに、鬼滅の刃コミュニティに参加するというケースですね。
後々話が合わせられず、困ってしまうかもしれません。
頻繁にログインする・ログインのタイミングを合わせる
ログインするタイミングを工夫するだけでも、相性値は高められます。
もし相手のログインのタイミングが把握できるなら、それに合わせてみましょう。
ログインのタイミングを完全に把握するのは、難しい部分があります。
とはいえたいていの場合、「昼間には見ず、夜には見る」というのが、基本的なパターンです。
同じように昼間にPairsを開かず、夜にはかならず開く、という行動が有効です。
ただし相手が夜職をやっている、暇な学生であるといった場合は例外になります。
また、「無理やりログイン時間を合わせるのは難しい」という部分もあるでしょう。
先ほども触れたとおり、相性値はさほど大切なものでもないので、ライフスタイルを変えてまで追いかける必要はありません。
Pairsで相性値を高めることよりも、優先してやるべきこととは?
というようにPairsの相性は、出会いを増やす上で大して重要なものではありません。
出会いを増やす上では、
- プロフィール写真やサブ写真を作り込む
- 自己紹介文を作り込む
- より多くの異性ユーザーに注目されるように、自分自身を高めていく
- メッセージに慣れる
- LINEでのメッセージや通話になれる
- デートの誘い方、アポイントの取り方を知る
- ワンナイトを狙うなら、そこに至るまでの手順を考えて実行する
といったことのほうが、圧倒的に重要です。
特に大切なのは、プロフィール写真・サブ写真・自己紹介文を作り込むこと。
3つともマッチング率に深く関わっており、最優先して取り組む必要があります。
適当な写真や自己紹介文を掲載していては、たとえイケメン高年収であっても、マッチング率は悪化してしまいます。
逆にスペックが高くなくても、上記を作り込むことで多くのチャンスに恵まれるケースも。
メッセージに慣れるのも大切です。
メッセージでうまくコミュニケーションを取れなくて、デートにつなげられないケースはよく聞かれます。
メッセージのコツを掴んで、チャンスは逃さないようにしましょう。
メッセージ(もしくはデート)については、回数を重ねて慣れることも大切です。
この点については、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
というように、相性値を気にするよりも、やっておきたいことはたくさんあります。
まとめ
とはいえ相性値は、やや信頼性が欠ける部分もあります。
相性値が高くなっているからといって、ものすごくマッチングしやすくなるわけではありません。
逆に相性値が低くても、マッチングして、デートまで発展するケースもあります。
よって相性値は、あまり信頼できるものではありません。
「高かったら、なんとなくラッキー」程度に思っておきましょう。
一応、相性値を意図的に高くすることは可能です。
とはいえそれなりの手間がかかる上、確実に高められる方法ではありません。
そして高めたとしても、大したメリットにはならないという、そもそもの問題もあります。
相性値が気になるという人も多いでしょうが、あまり深追いしないのがおすすめです。
相性値を高めるよりも、優先してやるべきことはたくさんあります。
特に、写真や自己紹介文を作り込むことは最優先です。
また、メッセージやデートについても、経験を積んで慣れて行きたいところです。
きちんと優先順位を守り、マッチングしやすくなるように動きましょう。