茜会で【運命の人と出会った体験談】評判口コミを実際に検証!【アラフォー婚活】
~茜会との出会い・体験談~
ある日の午後、大学時代の友人からLINEのメッセージが届きました。
友人は30代後半で結婚、今では1児の母として毎日忙しくしており、週に何度かLINEのメッセージで、お互いの近況やたわいもない話をやり取りしています。彼女は時々、40歳を過ぎても独身でいる私のことを心配して、婚活パーティーや結婚相談所の情報を送ってくれるのですが、この日は「茜会」についておしえてくれました。
「50代後半の親戚の女性が、茜会で交際相手を見つけて、結婚前提でお付き合いを続けている」
というのです。
結婚をあきらめかけていた私は、このメッセージを見てビックリ。
50代後半でも出会いのチャンスがあるの?だったら42歳(アラフォー)の私にも、いい人が見つかるかも・・・。
そこで、まずは茜会について調べてみました。
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no.6 | flip | love serch | Pappy |
目次
茜会とは?気になる評判は? 茜会は60年以上にわたる実績の結婚相談所
HPによると、茜会は40代・50代・60代以上の中高年・シニア専門の結婚相談サービスを行っており、発足は1960年。なんと60年以上もの歴史を持つ老舗の結婚相談所で、NHKなどの有名メディアで、たびたび紹介されているとのことでした。
東京・大阪にそれぞれ本社を構え、横浜・梅田・滋賀・京都にサロンを開設。
入会希望者は公的な証明書を提出しなければならないという、かなりキチンとした結婚相談所のようです。
茜会の年齢層・会員数
会員の平均年齢は男性が59.3歳、女性が56.7歳。
男女比は男性47.6パーセントに対し女性52.4パーセントと、女性のほうがやや多めです。
また年代別の構成比率は、男性が50代・60代、女性は40代・50代が過半数を占めています。会員数は公表されていませんが、60年以上の歴史があるなら、やはり相当数の会員がいるのではないでしょうか。
茜会の評判・口コミ
ネットで見つけた茜会の口コミや評判は、おおむね良いものでした。
「カウンセラーの方がまるで母親のように真剣にお相手を探してくれたおかげで、子持ち再婚できた」「パーティーで素敵な男性に出会い、これからの人生を共に歩みたい」「スタッフの方々が親身になって対応してくれる」等々。
中には「パーティーになかなか参加できない」といった口コミもありましたが、スタッフの方の印象はどれも好評だったので、私は本気で入会を考えてみることにしました。
茜会にさっそく入会手続
まずは資料請求
資料請求は、茜会のHPから無料で申し込めるようになっています。簡単なアンケートに答えて送信ボタンをクリックすると、まもなく自宅へ資料が送られてきました。
封筒の差出人は「日本健康管理株式会社」となっていて、家族などに結婚相談所であることを悟られないよう、配慮されています。
資料には主に
- 入会時には公的な証明書の提出と審査が必須となっており、「完全独身の会員制」であるため、相手の正しい情報が得られる
- 月会費制で料金設定が明確、成婚料は不要
- カウンセラーがマッチングを行う「お見合いコース」と、パーティーやイベントで出会う「パーティーコース」の2つがある
といったことが書かれていました。
私が特に良いと思ったのは、入会時の「公的な証明書の提出と審査が必須」という点です。気軽な婚活パーティーと違って、相手の身元がしっかりチェックされているということは、真剣に結婚を考える女性としては、とても安心できるからです。
やはり茜会に入会しよう!と決心した私は、すぐに大阪の本社事務所に電話をして、面接の予約をとりました。
茜会の大阪事務所へ
大阪の事務所で面接してくれたのは、30代前半ぐらいの女性です。アンケートに記入した後、茜会のシステムについて詳しい説明を受けました。
だいたいは送付された資料とほぼ同じ内容でしたが、ここでは入会に必要な書類と各コースについて、更に詳しい話を聞くことができました。
茜会のシステム・料金
必要書類
入会するためには、以下のような公的書類が必要です。
- 独身証明書(3か月以内の発行)・・・本籍地の市区町村役場で発行されます
- 住民票(1か月以内の発行)または健康保険証・運転免許証・住基カードのコピー
- 学歴証明書・・・卒業した大学から卒業証明書を発行してもらえます
- 写真1枚(3か月以内の撮影)・・・持ち込み不可、茜会で無料撮影または
指定の写真屋さんで有料撮影
コース概要
まず、「お見合いコース」ですが
- あかね 月に2名のお見合い候補を紹介、自動更新のため期間設定なし
初期費用35,000円 月会費8,000円 見合い料5,000円 - ハーベスト 月に3名のお見合い候補を紹介、自動更新のため期間設定なし
初期費用35,000円 月会費12,000円 見合い料0円 - 特別 お見合い成立まで月に最大3名の候補を紹介、期間半年
初期費用80,000円 月会費10,000円 見合い料5,000円 - セレクト 月に1名のお見合い候補を紹介、期間半年(紹介できない月分は延長)
初期費用60,000円 月会費0円 見合い料5,000円
の4種類。
このうち一番料金の安い「あかね」が標準コースです。そして
- パーティーコース 毎月、各種パーティーやイベントに参加
初期費用30000円 月会費0円 (お見合いする場合は見合い料5,000円)
と、合計5種類のコースがありました。
プロフィール作成
ここまでの説明が終わったところで、カウンセラーさんが「いかがですか?」と尋ねました。
私は最初パーティーコースを考えていたのですが、パーティーの参加者は抽選で決められるので、誰でも参加できるわけではない、とのこと。つまり出会いのチャンスが少ない、ということなので、標準コースの「あかね」を希望しました。
続いて、男性へ紹介する際に使われるプロフィールの作成です。
さきほど記入したアンケートを見ながら、カウンセラーさんがさらに詳しくヒアリングを行い、私のプロフィールを作成していきます。
内容は、
- 住所・氏名・年齢の他、
- 身長
- 体重
- 血液型
- 職業、学歴、年収(男性のみ)、資格
- 婚歴
- 家族
- 趣味
- 性格
- 希望する相手の条件
など。
特に、希望する相手の条件については、年齢や家族、年収、喫煙の有無など、一つ一つ真剣に聞き取って記入してくださいます。ネットの口コミ通り、親身に対応してくださっているカウンセラーさんを見て、やはり申し込んで良かったと実感。
後日、必要書類を郵送することを約束して、事務所を後にしました。
茜会で婚活開始!
いきなり、二人の子供の父親からオファーが
その後、必要書類を全て郵送し、茜会側の審査も無事にパス。初期費用などを振り込むと、まもなく最初のお見合い候補となる男性2名のプロフィールが届きました。
- 1人目は60代の税理士さんで年収6千万円以上!
- 2人目は会社員の方で年収1300万円以上、マンション1棟保有。
どちらも優しそうな方で、申し分のない経済力です。ただ、あまりにも立派すぎて気が引けてしまい、迷っていうるちに返信期限が過ぎてしまいました。
翌月紹介されたのは、お二人とも自営業の方でした。どちらも年収500万円以上で、趣味がドライブとのこと。インドア派の私はあまりドライブが好きではないので、今回も見送りました。
2回目の紹介プロフィールが届いて1週間後、茜会から封筒が届きました。
「あれ?3回目の紹介にはまだ早いのに?」と思って封を開けると
「A様よりお見合いのお申し込みがございました」とのメッセージがあり、1人の男性会員のプロフィールが同封されています。
私は一瞬喜んだのですが、プロフをよく見ると、奥様と死別後、10代の息子二人を男手一つで育てているとのこと。カウンセラーさんからは「とてもまじめで優しい方です」との紹介文がありましたが、二人の子供の母親になれる自信がなく、やはり見送ってしまいました。
大学教授にフラれた・・・
3回目に紹介されたのは、
- 公務員の男性
- 大学教員の男性
で、どちらも年収は1000万円前後。
これまで見送り続けていた私は、大学教員のBさんに、思い切ってお見合いを申し込みました。するとBさんがOKしてくださり、神戸で初めてのお見合いをすることになりました。
三宮駅で待ち合わせ、ブラブラ歩きながら北野ホテルへ。異国情緒のある素敵なレストランでランチを食べながら、お互いの仕事や趣味のことなどに話がはずみます。私は内心、「お見合いが成功するかもしれない」と、手ごたえを感じていたのですが、Bさんが「来年から東京の勤務になるかもしれません」と打ち明けたところで、空気が変わりました。
「もしそうなったら、一緒に東京へ来れますか?」と訊かれて、私はすぐに答えられなかったのです。長年住み慣れた関西を離れるのは抵抗があったし、東京へ行くとなると、今の仕事は辞めないといけないし、何よりも15年近く一緒に暮らしているネコを連れて行けるのかどうか・・・。
「ネコは連れていけるんでしょうか」と尋ねると、Bさんは「ネコはどうかなあ・・・」と首をかしげました。
その日ははっきり返事せず、メールアドレスを交換して別れました。その後、何度かメールのやり取りをしましたが、煮え切らない私の態度にBさんがしびれを切らしたらしく、まもなく連絡が途絶えてしまいました。
茜会で運命の人に出会った?
60歳の男性からオファー
Bさんにフラれてから1か月ほど経った頃。茜会から「C様よりお見合いのお申し込みがございました」と、1人の男性を紹介されました。
プロフィールの写真を見ると、アフリカっぽい幾何学模様のシャツに白い帽子を被った男性が写っています。それまで紹介された男性は皆さんスーツ姿だったので、Cさんのラフなシャツ姿はかなり意外でしたが、かえって親しみがわきました。
年齢は20歳近く離れていましたが、これまでと違って気楽に会えそうな気がして、私は茜会の事務所に電話し、お見合いを受ける旨を伝えました。
大阪の茜会事務所でお見合い
1週間後。茜会の大阪事務所でお見合いが行われました。最初はカウンセラーさんが同席して簡単にお互いを紹介し、すぐに退席。二人だけのお話しタイムが始まりました。
Bさんの時のように街中で話すのとは違い、茜会の事務所でのお見合いというのは、けっこう緊張感がありました。しかしCさんは年上らしく、家族や趣味、帽子のコレクションの話など、色々と話題を振ってくれます。おかげで私も緊張が解けて、次第に和やかな雰囲気で話せるようになりました。
30分経過したところで、再びカウンセラーさんが登場し、「いかがでしたか?」と。
するとCさんが「もう少し話したいのですが、時間はありますか?」と私に尋ねたので、私は「大丈夫ですよ」と答え、そのまま二人で地下の喫茶店へ行きました。
喫茶店ではさらに打ち解けて、もう少し深い話ができました。
Cさんは元会社員でしたが、のんびり暮らしたいと、早めに会社をリタイア。大阪の分譲マンションに住み、週3~4日のアルバイトと父親からの生前贈与で、マイペースな生活を楽しんでいるのだそうです。数年後には年金も受け取れるようになるので、贅沢しなければ生活は心配ない、とのことでした。
また、「父は施設に入っているので、介護の心配はないですよ」と、こちらからは訊きにくいことも進んで話してくれました。
私が「もし結婚することになったら、私は仕事をやめた方がいいですか?」と訊くと、「それはお任せします」と、こちらの意思を尊重してくれます。
「実はネコを飼っているのですが、そちらのマンションはペットOKでしょうか?」と尋ねると、「いや、ペットはダメなんですが・・・」と困ったような表情を見せましたが、すぐに「こっそり飼っている住人もいるから、何とかなるでしょう」と、言ってくれました。
初デート
2週間後、Cさんと神戸で初めてのデートをすることになりました。
花時計の前で待ち合わせ、お洒落なカフェでランチを楽しんだあと、神戸港を遊覧船でクルージング。ほぼ10年ぶりで船に乗った私は、年甲斐もなくはしゃいだ気分になり、遠くに見える明石海峡大橋や神戸空港、貨物船などの写真を何枚もスマホに収めました。
途中、海風で髪がバサバサになってしまい、恥ずかしかったのですが、Cさんは全く意に介さず、終始ニコニコと笑っています。私はあらためて、穏やかな人だなあと感じました。
船を降りて喫茶店に入り、コーヒーを飲んでいると、Cさんが「ネコのことですが・・・」と切り出しました。
「マンションンの両隣の人とはとても仲良くしているので、たぶんバレても黙っていてくれると思います。近くに大きな公園があるので、時々遊びに連れて行ってあげればネコもストレス発散できるし」
この言葉を聞いて、私は本当に嬉しく思いました。Bさんの時はうやむやになってしまったネコの問題ですが、Cさんはちゃんと前向きに考えていてくれていたのです。この瞬間に、私は「この人となら、うまくやっていけるかもしれない」と思いました。
その後
Cさんと私は初デートのあとも、1~2週間おきに神戸近辺で食事をしたり、スカイプでチャットをしたりして、お付き合いを続けています。何度か、お互いの家を訪れたこともあり、離れて住む私の両親にもCさんを紹介しました。
来年にはネコと一緒にCさんのマンションへ移り、そのタイミングで入籍の予定です。
(あくまでも私の場合ですが)この年齢での結婚相手選びは、若いときと違って、その人と一緒に長く生活できるかどうかが最大のポイントでした。経済面や介護の問題はもちろん、こちらの仕事やペットのことについて、最大限考慮してくれたCさんの優しさが決め手になったのです。
現在は、同居に向けてお料理を特訓中、やや遅めの花嫁修業にいそしむ毎日です。
まとめ・茜会の感想
茜会のここがオススメ
私が茜会について一番良いと思ったのは、やはり相手の身元がしっかり把握できるという点でした。よくある気軽な婚活パーティーなら、身分証くらいは確認できるのでしょうが、本当に独身なのか、学歴を詐称していないか、という点は、はっきりとはわかりません。
茜会では初期費用や月々の会費やお見合い料など、安くはない金額が設定されていますが、あまり安い値段だと「結婚の意思はなく一時的な出会いを求める男性」も来てしまいます。真剣に結婚を考える女性にとって、このような男性が排除されるのはありがたいことです。
そして口コミにもあったように、こちらの希望に沿ったお相手を真剣に探してくださるカウンセラーさんは、本当に心強い味方でした。
あと、捕捉になりますが、私はパーティーやイベントへは一度も参加しませんでした。実は一度参加しようと思ってカウンセラーさんに相談したところ、「あの・・・おじいちゃんが多いですよ」と、暗に引き留められた(?)経験があるからです。
おそらくもう少し上の、60代以上の女性ならパーティー会員のほうがいいのかもしれません。
茜会へ入会を考えている女性へ
中高年以上の結婚は20代・30代の頃とは異なり、親の介護や子供、お互いの仕事など、色々と難しい問題がネックになると思います。また最近では新型コロナ感染拡大の影響で、収入の減った方が多く、経済的な問題も大きくなっているようです。
茜会では、自分の希望に合わせたお相手を、正しい情報に基づいて定期的に紹介してもらえるので、良いご縁に巡り合う可能性が大きいと実感しました。真剣に生涯の伴侶を探したい、と思っている方は、一度資料だけでも取寄せてみてはいかがでしょうか。
「運命の人」かどうかはわかりませんが、末長く一緒に暮らせる人に巡り合えるかもしれません。